安い!可愛い!完成度が高い!美少女プラモデルがキテる理由とは?

日々凄まじい数の商品がリリースされる、フィギュア業界。

とくに美少女フィギュアはオタクカルチャーが定着するにつれその勢いを増していき、現在もフィギュア商品の中核をなしていますよね。そんな美少女フィギュアですが、最近特に価格が高くなっていると思いませんか?

1万円越えは当たり前、モノやボリュームによっては2万円を超えるものも! 10年ちょっと前は2~3000円出せば買えたことを考えると、クオリティは上がっているものの少々懐的には厳しいところ……。

フィギュア価格高騰の原因は主生産国の中国の人件費向上にあります。さらに以前に比べフィギュアに求められる品質もあがり、塗装工程などの手間はどんどん増しています。

今みたいにかわいさはそのままで、価格が安い美少女フィギュアがあればな……

と考えるフィギュアファンは多いのではないでしょうか? そしてメーカーも現在の価格上昇は本意ではないのか、最近ある「流れ」が起こりつつあるのです。それは……

美少女プラモデルがキテるんです!

塗装済み完成品に負けない品質のプラモデルが、いまさまざまなメーカーから発売されてきているのです! 今回はそんな新たな美少女フィギュアの1ジャンル、美少女プラモデルについて紹介します。

どうして美少女プラモデルは安いのか

美少女プラモデルの価格は3000~7000円程度。塗装済み完成品フィギュアに比べかなり手に入りやすくなっています。この価格差はどこから来るのでしょうか。

それはズバリ製造工程の少なさにあります

商品の設計や金型を生産するのにはコストがかかるものの、塗装済み完成品フィギュアに比べて「組み立て」「塗装」の工程がないぶん、生産ごとの人件費がかなり抑えられるわけですね。

プラモデルは再販もしやすい!

塗装済完成品フィギュアは再販されるということ自体があまりなく、されたとしても1年以上感覚が空くのが常。うっかり買い逃してしまい、プレミアがついてしまうともう手に入らない! なんてことも起こりがちです。

その点プラモデルの再販ペースは非常に早くなっています

3ヶ月~半年ほどで再販がかかり、人気の商品なや5回、6回と繰り返し再販されます。

これは上記の「価格のやすさ」と重なるところもあるのですが、フィギュアは組立工程や塗装工程に非常に時間がかかるのに比べ、プラモデルは「ただ金型にプラスチックを流して成型すればいい」ということで圧倒的に再生産の手間が少ないためです。

価格が安い=コストが安いことも生産する側のリスク軽減につながっていますよね。

現在の美少女プラモデルは塗装の必要もほとんど無い

プラモデルというと、ものによっては塗装がたいへんというイメージがあります。とくにフィギュアなんて瞳の塗装が難しくてとてもとても……という方もいるかと思います。

が、現在発売されている美少女プラモデルはほぼ塗装の必要はありません

瞳は最初からプリントが施されているか、デカールによる再現、もしくは成型で再現されているなど極力塗装をしなくていいよう配慮されています。

現在販売されている美少女プラモデルたち

ここまで美少女プラモデルについて、紹介しました。そんなに美少女プラモデルを推しても、実際に見てみないと分かりませんよね?

論より証拠、現在市場で販売されている美少女プラモデルを紹介しましょう。

コトブキヤ フレームアームズ・ガール

発売されるや大人気となり、「美少女プラモデル」のブームの皮切りとなったシリーズです。大きさは150mmほど。だいたい1/144のガンプラと同じくらいのサイズですね。組み立ても簡単で、ニッパーひとつあればガンプラと同じ感覚で作れます。

本シリーズはコトブキヤのオリジナルロボットものプラモデル、『フレームアームズ』の擬人化・美少女化というコンセプトになっており、大抵の女の子に元となるロボットが存在します。それらと並べて比べてみてもおもしろいかもしれませんね。

少し前にシリーズ累計100万個出荷が発表されるなど、大変な人気を誇る『フレームアームズ・ガール』。(関連記事はこちら)

あまりの人気にTVアニメまで放送されました。ふつうだったら「商品を売るためにTVアニメを放送する」という、並行したスタイルがこうしたメディアミックスの常だと思うのですが、「プラモが売れすぎたからアニメを作ります」というパターンは珍しいですねえ……w

その人気はとどまることを知らず、ついに「プラモデルとして発売されたキャラクターの塗装済み完成品フィギュアが発売される」なんて倒錯的な状況まで生まれてきていますw すごい、すごすぎるぞ『フレームアームズ・ガール』!

美少女プラモデルの先駆けである本シリーズ、ぜひひとつ手にとって見てほしいですね!

コトブキヤ メガミデバイス

『フレームアームズ・ガール』と同じくコトブキヤから発売されているシリーズ。違いとしては少し小さい素体を使用しており、『フレームアームズ・ガール』のようにモチーフとなるロボットもおらず、完全オリジナルのシリーズだということ。

さらに素体の原型製作を『武装神姫』『figma』なども手掛けた浅井真紀氏が手がけており、柔軟なアクションが可能となっています。いろいろなポーズを取らせて楽しみたい方には『フレームアームズ・ガール』よりこちらがオススメかも?

今後は完全オリジナルキャラクターのみでなく、スマホアプリ『アリス・ギア・アイギス』など、既存IPともコラボしていく模様。価格も『フレームアームズ・ガール』以上に抑え気味なので、美少女プラモデルの入門にはオススメです。

アオシマ ACKS

『ACKS』はアオシマのキャラクタープラモデル総合ブランド。『フルメタル・パニック!』や『ゴジラ』のメカゴジラなど、ラインナップは美少女モノに限りませんが、上記写真の『マクロスΔ』登場のVF-31のように今後美少女プラモデルもリリースしていく予定のため紹介します。

かなり『フレームアームズ・ガール』の影響が強く出ているシリーズですねw 今後は『ペルソナ3』のアイギスなどもリリースしていく模様。アオシマといえば『艦これ』とコラボレーションした艦船のプラモデルやフィギュアも多く発売していますが、今後『艦これ』の美少女プラモデルも発売されたりして……?

ボークス ブロッカーズFIORE

こちらも『フレームアームズ・ガール』を強く意識したシリーズ。ボークスが展開しているオリジナルメカ『ブロッカーズ』の美少女化プラモデルです。『ブロッカーズ』は名前の通りブロック玩具的性質を持ち、さまざまなパーツを組み合わせて好きな形を作り上げられるのが特徴。本製品もさまざまなパーツを取付可能になっています。

また、表情パーツが別個に発売されており、非常に表情豊かなのも特徴。ドヤ顔とかかわいいですねぇ~。コトブキヤ製品に比べるとちょっと成型がこなれていない感じで、少し組みづらい箇所もありますがかわいさは折り紙付き。まだ第1弾の「プリムラ」しか発売されていませんが、今後ラインナップも拡充されていくでしょう。

バンダイ ガンダムビルドファイターズシリーズ

ガンプラをテーマにした『ガンダムビルドファイターズ トライ』には「すーぱーふみな」という劇中のキャラクターをモチーフにした美少女プラモデルが登場。当然のように「ガンプラとして」製品化されましたw これもユニークな出自ですねえ。

モデルになったホシノ・フミナ。

いくつかプラモデル化されていますが、本製品の特徴はなんといってもガンプラ並に組みやすいこと(『フレームアームズ・ガール』など大半の製品は対象年齢が15歳以上なのに比べ「すーぱーふみな」などは対象年齢8歳以上となっています)。さらに価格も2000円以下と圧倒的に安価!

この手にしやすさはすごいことです。

ですがかわいいかというと……正直ちょっと微妙なところですねw
身体がゴツめだし……w

バンダイ フィギュアライズバスト

バンダイから発売されている胸像シリーズ。この製品の最大の特徴はプラスチックの成型のみで極限まで色分けを再現していること! なんと複雑なカラーの瞳までプラスチックの成型のみで再現しているのです。すごすぎる……。

なので本当にニッパーのみで上記写真のような初音ミクも手に入ります。価格も2000円以下とものすごく安い。

『ラブライブ! サンシャイン!!』や『マクロスΔ』など、オリジナルものでなく既存のキャラクターものが多くラインナップされているのもうれしいシリーズです。

マックスファクトリー ミニマムファクトリー

『figma』などを展開しているマックスファクトリーが手がける美少女プラモデル。
本製品はその名の通り、非常にミニサイズなのが特徴。

このとおり手のひらサイズ! 『フレームアームズ・ガール』と比べると半分ほどの縮尺です。その分、色分けは塗装やデカールに頼るところが多く、パーツの組付けも接着剤を用いるため組み立て難易度は少し高め。ふだんからプラモデルを作り慣れている人向けのシリーズといえます。

ラインナップは『艦隊これくしょん』や『マクロス』、『ガールズ&パンツァー』と手広く揃っていますよ。腕に自信のある方はぜひ!

まとめ

ここ数年急激に広まりはじめた美少女プラモデルの世界、いかがだったでしょうか。今回のポイントをまとめましょう。

  • 安価で再生産しやすい美少女プラモデルが流行っている!
  • 大半の美少女プラモデルは塗装いらずで簡単にかわいく作れる!
  • 美少女プラモデルは以下がおすすめ!
    • コトブキヤの『フレームアームズ・ガール』
    • コトブキヤの『メガミデバイス』
    • アオシマの『ACKS』
    • ボークスの『ブロッカーズFIORE』
    • バンダイの『フィギュアライズバスト』
    • マックスファクトリーの『ミニマムファクトリー』

といった感じでしょうか。個人的にはかわいさや組み立てやすさからして『フレームアームズ・ガール』、『メガミデバイス』、『フィギュアライズバスト』あたりをとくにオススメさせていただきます。

前もって『フレームアームズ・ガール』のアニメを見るのもいいかもしれませんね!

それでは。