映画と原作コミックでスーツが違う?アイアンマンのフィギュアを紹介

ちょっと前まで「アメコミ」と言えばバットマンやスーパーマン、あるいは映画絡みでX-MENかスパイダーマンあたりが定番でした。

しかし最近では『アベンジャーズ』など一連の作品が連なる『マーベル・シネマティック・ユニバース』のヒットで、日本ではすっかり『アイアンマン』がアメコミの代名詞となりました。

そしてフィギュアも、大変な数が発売されています。

映画劇中でもおびただしい数のアイアンマン・スーツが発売されていますからね……。

そんなアイアンマンですが、

実は映画と原作コミックではけっこうスーツのデザインの方向性が違ったりします

「映画だけじゃ物足りない……」となり、原作コミックを追いかけるようになると、そこらの映画をモチーフにしたフィギュアでは物足りなくなるなんてことも!?

今回はそんなアイアンマンの映画とコミックとのスーツを見比べつつ、各々のフィギュア商品も探してみましょう。

映画アイアンマンの基本的な姿とフィギュア

アイアンマンのステレオタイプなイメージといえば例えばこの映画『アイアンマン』に登場するMk.3アーマーや……

『アベンジャーズ』で後半装着するMk.7アーマーが一般的かと思います。

フィギュアも数多く、発売されています。例えばバンダイのSH.フィギュアーツ。

日本のアイアンマンフィギュアでは定番ですが、リパルサーエフェクトが付属します。

着地する際の地面ドーンポーズもばっちり。

もはやアイアンマンのフィギュアはどう遊べるかよりも、

このポーズが美しく取れるかどうかが焦点にあたりがちなところがありますねw

海洋堂の特撮リボルテック、アイアンマンMk.3。

リボルテックはfigmaやフィギュアーツに比べると関節の動かしかたにちょっとクセがありますが、うまく扱えればケレン味の付いたポージングが可能です。

本製品は遊び方もいろいろ。例えばトニー・スタークの顔がついてたり……。

胸のアーク・リアクターが発光したりと遊べるアイテムです。

figmaのアイアンマンMk7。クセのない可動が遊びやすいですね。

マーク7はまだ塗装が終わってないのでふとももに銀のワンポイントがあるのがアクセントですね。

最高峰としてはホット・トイズのムービー・マスターピースが挙げられるでしょう。

3万円するだけあってそのプロポーションや質感はカンペキ。

発光ギミックやミサイルランチャーの展開ギミックなど、遊べる要素も盛りだくさんです。

何よりも付属のトニー・スターク、ロバート・ダウニーJrの顔が似すぎ!!!(『アベンジャーズ』時だからちょっと若く見えますが)

ホット・トイズ付属の俳優の顔を再現したヘッドパーツは、いずれも肖像権をクリアするほどの折り紙付きの完成度。いじっていてちょっと怖くなるときすらあるその完成度は目を見張る者があります。

コミックでのアイアンマンの定番スーツ

さて原作コミックのアイアンマンですが、コミックで一時期までもっともメジャーだったのはこの姿!

ピッチリスーツにハニワのような顔! これが長年愛されてきたアイアンマンなんです。

原作コミックでもトニー・スタークはさまざまなスーツを開発してはいますが、映画のように50も60も作っていたかと言うとそれほどでもなく、何十年とこのスーツで活動していました。

すっかり旧式のこのアーマーですが、コミックではちょくちょくトラブルに見舞われて最新のアーマーが使えなくなったトニー・スタークが、いざというときに引っ張り出して使う虎の子としても活躍しています。

ただ、日本ではマイナーなゆえにか手に入りやすいフィギュアはあまり無いのが現状で、現地で流通しているフィギュアであるか、あるいは超高級品であるかなど、あまり選択肢はないのが残念。

ほかにもいろいろなアーマーが。そして映画へとつながるスーツの登場

ほかにも有名なところではカプコンの格闘ゲーム『マーヴル・スーパーヒーローズ』にも登場した「モジュラーアーマー」や……

映画のスーツのモチーフのひとつにもなった「シルバーセンチュリオンアーマー」などがありますが転機となったのは……

コミック、『アイアンマン:エクストリミス』でしょう。

映画『アイアンマン3』の原案ともなった本作は非常にモダンなデザインとなったアイアンマンや、科学の発展にともなうさまざまな問題に悩むトニー・スタークの姿がマンガやそれまでのコミックとは一味ちがう、アート的な表現の絵作りで存分に描かれています。

このコミックに多大なインスピレーションを受け、

映画『アイアンマン』は生まれました

おなじみの床ドンポーズも本コミックのカバーアートが元ネタです。

こちらが『エクストリミス』に登場する2種のアーマー。一気に映画の『アイアンマン』に近いデザインになりましたね!!!

特に後者の「エクストリミスアーマー」は新世代のアイアンマンとして絶大な人気を誇り

ゲーム『マーヴルVSカプコン3』のアイアンマンのビジュアルモチーフにもなりました。

コミック版に積極的な日本のメーカー、千値練

そしてそんなエクストリミスアーマーを発売している日本のメーカーが「千値練」。

ひと味ちがうアクションフィギュアを多く立体化しているメーカーです。

『アイアンマン RE:EDIT』と銘打たれた本シリーズは、あくまでコミックのアイアンマンをモチーフとしつつ、たくみにアレンジされたスタイルが特徴のシリーズ。

独特のプロポーションですが、動かしていると確かに「映画のアイアンマン」ではなく「コミックのアイアンマン」で遊んでいる手応えが如実に感じられる素晴らしいシリーズです。

メタリック塗装の質感も最高!

ハルクバスターも映画とコミックで違いが!

映画『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』に登場して強烈なインパクトを残したハルクバスター。フィギュアもさまざまな商品が発売されている人気スーツです。

例えばバンダイのS.H.フィギュアーツ。

例えばホット・トイズのムービー・マスターピース。

そして千値練からも発売されているのですが……あれっ!? デザインがなんかぜんぜん違うぞ!

そう、なぜならこれも映画のハルクバスターではなくコミックのハルクバスターをモチーフとしているから。

こうした、他社とは違うスタイルで拳を繰り出してきてくれるのが、千値練のうれしいところ。

もちろんアメリカ本国では昔ながらのコミック版ハルクバスターのフィギュアもありますが、これはこれで味わい深い良さがあるけど単純なクオリティだとやはり千値練のものは凄まじいですね……。

コストもかかっているとはいえ!

コミックにはガンダムみたいなアイアンマンもいるよ!

千値練からはこんなアイアンマンも。

もはやガンダムじゃねーか!アレンジしすぎだから!!!

と言いたくなりますが……。

いや~原作にいるんだなこれが!

ほんといろいろやってくれますね原作側も千値練も!

まとめ

というわけでざっくりと映画とコミックのアイアンマンを見比べ、フィギュアについても語ってまいりました。

今回のポイントをまとめてみましょう。

  • 映画でのアイアンマンはガッシリした鎧をまとっているが、昔のコミックではぴちぴちスーツだった
  • そんなアイアンマンの転機になったのがコミック『エクストリミス』。アーマーのデザインが一気にモダンに!
  • コミック版のスーツを積極的に立体化しているメーカーは千値練
  • ハルクバスターも映画とコミックで大きく姿が違う。千値練はこちらもカバー
  • コミックにはまるでガンダムみたいなアイアンマンも!? 

映画でアイアンマンを知ったファンのみなさんも、ぜひコミックに手を伸ばしてアイアンマンや彼を取り巻くさまざなヒーローの姿を目にしていただきたいですね。

そういう人が増えたら千値練以外にもコミック版のアイアンマンを出してくれるメーカーが増えるかも……w

ではでは、今回はこんなところで。